妊娠時の歯やお口のリスクと対策 投稿日:2014年11月7日 カテゴリ:スタッフブログ こんにちは。海星会スタッフOです\(^o^)/ 今日は妊娠中に起こりやすい、歯やお口の問題について お話したいと思います。 妊娠中には、口内で以下のような状態が出やすいといわれます。 歯肉の腫れや出血 冷たいものや熱いものがしみる 歯や歯肉が痛む 口の中が粘っこい 気分が悪く、歯みがきができない 歯垢がたまりやすくなる これらは、妊娠により女性ホルモンが急激に増加することで、プレボテラ・インターメディアという歯周病原性細菌が増殖しやすくなり、また血管の透過性が高まり、唾液の粘性が高まって口腔の自浄性が低下することで歯肉の炎症や出血が起こりやすくなります。また、「つわり」による食嗜好の変化や歯みがきの困難、胎児の発育による食事回数の増加とそれに応じた口腔ケアが不足しがちなことなどにより、口腔環境は悪化してむし歯や歯周疾患のリスクは高くなります。 【日ごろ出来る心がけ】 マリブ海浜歯科室では、マタニティ検診も行っておりますのでお気軽にご相談ください。 また、食べる回数が増えるので、こまめなうがいや歯磨きをお勧めいたします。 気分がすぐれないときは、口をゆすぐだけでも違いますが、ぶくぶくうがいや 気持ちが悪くならないように小さいめのブラシを使用するなどしてください。 また、食事の好みも変わるといいます。 糖分の多い食べ物や、酸性のものをのべつまくなしに 食べたり飲んだりするのは控えましょう。 ■ 他の記事を読む■ « 口内炎が出来て、ものすごく痛い 歯間ブラシを勧める理由 »